股関節痛の運動療法

運動方法をご紹介する前に、股関節の構造をご理解下さい。

 

股関節の構造

股関節は骨盤と脚の骨(大腿骨)のつなぎ目の関節です。
画像をご覧頂くと分かりますが、脚の骨が骨盤の凹みに途中までしかはまっていません。
その為、骨で支えている部分が少ないので、筋肉や靱帯でも固定されています。

筋肉が弱ると軟骨に負担がかかるようになり痛みが出ます(変形性股関節症)
また、人によっては、生まれつき骨盤の凹みが浅く、大腿骨と骨盤のはまり具合が不完全の場合もあります(先天性股関節脱臼)。この場合、筋肉が弱ると関節が不安定になり痛みがでます。


人によっては腰痛や膝痛が長期化して股関節に負担がかかり痛む事もあります。


いずれの原因も家庭で対処できる方法は筋肉の強化です。
筋肉が強くなると股関節を固定できるので軟骨の負担が減り、関節も安定するので痛みが軽減します。

股関節痛に限らず、どんな運動療法も体力や症状に合わせて行うのが大切です。
ここでは、いくつかご紹介しますが痛くない運動を無理せず、少しずつ行って下さい。

 

股関節の運動1比較的痛みが軽い方や予防としての運動です。
片脚立ちで、もう片方の脚を前後左右に振り上げます。
振り上げる側の膝を曲げて、股関節を大きく回す運動もお勧めです。
(片脚立ちはバランスが悪いので、壁や柱などに手を添えて行って下さい)
股関節の運動2水中歩行です。
水中は体重が軽くなり股関節の負担が減ります。
通常の歩行で痛い方にお勧めです。
股関節の運動3痛む股関節を上にして横を向きます。
画像のように股を広げたり閉じたりを繰り返します。
また、この横向き姿勢で、上側の足の膝を曲げ伸ばしするもの良いです。(片脚の足踏みの様な感じです)

股を広げる運動は股関節への負担がやや大きいので軽症の方向けです。
横向きで足踏みは歩行で痛む方にお勧めです。

テレビを見ながらでも行える運動なので、予防運動としてもお勧めです。

回数・時間は体力・症状によって違うので、少しずつ無理しない程度に初めて下さい。
また、当店の股関節サポーター(スリムヒップサポーター)股間スパッツを着用して運動すれば、股関節の負担を軽減して痛みにくく運動が行えるのでお勧めです。